心躍るカトラリーでメルティな午後3時

憧れるのはとっておきの時間だけのものだから？

あのなめらかな流線形をしたアイスクリーム用スプーンが
こども心にこのうえなく贅沢なものとして映った過去をあなたもお持ちではありませんか？

なぜこんな形なのだろうという疑問が脳裏をかすめるも、すでに目の前のアイスクリームに心を奪われているという過去を

大人になった私たちは知っています。それには驚きの理由があるのです。

などと取るに足らないことを考えているうちに私たちの大好物は思わぬ形へと変化します。

当時だったら「はやく食べなさい」と叱られていますね。

お口のまわりをくわんくわんにした幼き紳士・淑女は大人になってもこのスプーンに特別な思いを寄せるのでしょう。



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